令和5年度前橋市「めぶくEYE事業」補助金のご案内【前橋市】
制度概要
視覚障がい者の生活の質の向上を目的とし、国のデジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ)TYPE3を財源として実施する「共助のまちづくり(めぶくwith Trust)事業」における自助共助型視覚障がい者サポート事業「めぶくEYE」の実装に向け、自助と共助の相乗効果による支援により「視覚障がい者が安心して歩けるまち」を実現するサービスの構築と運営に要する経費の一部を補助します。
対象者
次に掲げる条件を全て満たし、事業を安定的・円滑に継続することができる法人またはその他の団体(以下「法人等」という。)とします。
- 所在地の市区町村税を滞納していないもの。
- 法人等の役員等が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいいます。)、暴力団員(同条第6号に規定する暴力団員をいいます。以下同じ。)または暴力団員と社会的に避難されるべき関係を有していないもの。
- 前橋市暴力団排除条例(平成23年前橋市条例第38号)に規定する暴力団員等(地方自治法施行令第167条の4第1項第3号の規定に該当する者を除く。)でないこと。
- 本補助金により構築したシステムを活用して、5年以上継続して事業運営すること。
- 市の求めに応じ、令和6年度以降の事業実施に係る成果等について報告すること
- プライバシーマーク付与認定を受けているか、それに準ずる情報保護体制を整えていること。
- 本市が構築したデータ連携基盤及びめぶくIDを活用して事業を構築、実施できること。
- 本市内の視覚障がい関係者と連携して事業を実施できること。
安心・安全なデジタルID「めぶくID」とは?【まえばし暮らしテック推進事業】
対象事業
- 本市が構築したデータ連携基盤及びめぶくIDを活用して、視覚障がい者が自ら支援を受けられる自助の仕組みと、支援を受けたい人(視覚障がい者)と支援をしたい人(共助者)をマッチングする共助の仕組みで、次のいずれにも該当するものとします。
(1)スマートフォンを通じたAIナビゲーション
・身に着けたスマートフォンカメラの視界をAI技術で画像認識し、障害物や周辺店舗等の情報をスマホから音声で伝える歩行ナビゲーションシステムによる自助の仕組みの構築。
(2)スマートフォンを通じた遠隔ナビゲーション
・視覚障がい者が身に着けたスマートフォンカメラを通じてオペレーターが状況を伝えることで、歩行を支援する共助の仕組みの構築。
・視覚障がい者とオペレーターまたは共助者(遠隔)がつながり、歩行を支援する共助の仕組みの構築。
(3)近くの共助者によるサポート
・本市が令和4年度「まえばし暮らしテック推進事業」にて構築した共助ポイント等のデジタル技術を活用して、視覚障がい者と共助者をマッチングし、位置情報を基に共助者が視覚障がい者のもとへ駆けつけてサポートする仕組みの構築。
- 上記の各仕組み構築後の運用。
- 上記の仕組みについての、利用者向け体験会及び利用講習等。
対象経費
事業の遂行に必要な、設備・システム導入費、施設改修費などのハード経費、人件費、サービス利用費、外注費などのソフト経費
交付金額・補助率
交付金額は予算の範囲内で次のとおりとし、千円未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てます。
「めぶくEYE事業」補助金の補助率及び補助上限額
補助率 | 補助上限額(千円) |
補助対象経費の3分の2以内 | 118,800 |
なお、国のデジタル田園都市国家構想交付金の申請における補助額は下記のとおりです。経費項目、金額を変更する場合は、国に変更申請をする必要があります。
デジタル田園都市国家構想交付金申請時における経費項目及び補助額
経費項目 | 金額(千円) |
サービス設計・テスト実施・その他構築関連費用 | 12,000 |
共助プラットフォーム改修費 | 10,000 |
アプリ改修費(めぶくアプリ改修等) | 10,000 |
システム構築費用(めぶくEYEアプリ・システム開発等) | 63,100 |
システム構築費用(ビデオコネクト) | 12,300 |
セキュリティ対策費(セキュリティーアセスメント) | 2,000 |
デザイン・UI/UX設計費 | 5,500 |
法務関連費用 | 500 |
ハードウェアデバイス費 | 500 |
申請書類
- 交付申請書(様式第1号)
- 事業計画書及びスケジュール(令和6年度以降の実装・展開に向けた計画も含む)
- 収支予算書(令和6年度以降の実装・展開に向けた計画も含む)
- 構築サービス及びシステムの全体設計概要書
- 決算書の写し(3期分)
表紙・貸借対照表・損益計算書・製造原価明細書または一般管理費明細書・株主資産等変動計算書・個別注記表 - 履歴事項全部証明書
- 情報保護体制を確認できる書類
- 本社所在地の市町村民税の滞納がないことを証する書類
- その他市長が必要と認める書類
提出方法
申請期間
令和5年6月9日(金曜日)~6月30日(金曜日)
申請が複数となった場合、事業内容の審査により交付決定者を選定します。
申請方法
窓口
前橋市役所 5階 未来政策課
午前9時~午後5時
メール
mirai@city.maebashi.gunma.jp
午前0時~午後11時59分
ただし、最終日は午後5時までとします。
【注意事項】
- メールの件名は、「めぶくEYE補助金の申請(事業者名)」としてください。
- 申請書等の添付ファイルはPDF形式とします。ただし、申請書についてはワード形式でも構いません。
- メール提出の場合は、受理後返信いたします。返信がない場合は、メールが到達していない可能性がありますので、お問い合わせください。
押印省略した書類のメール提出時の注意事項
令和3年度申請から、前橋市へ提出いただく申請書等の押印が省略できるようになりました。押印を省略した書類は、電子メールでの提出が可能です。ただし、書類の真正性を担保するため、下記の点にご注意ください。
【注意点】
- 申請書等の、責任者及び担当者の氏名、連絡先(電話番号)を必ずご記入ください。
- 責任者とは、代表取締役または、支店長や営業所長等といった社内等において権限の委任を受けた役職者です。
- 担当者とは、本件に関する事務を担当する者です。
- 確認のため、記載いただいた連絡先(電話番号)に連絡させていただく場合があります。
- 責任者及び担当者は、同一人物でも可能です。
交付決定の時期等
申請書類等の審査及び調査を行い、受理した日から30日以内に、交付の可否、金額、条件等を決定し、通知します。
なお、申請が複数となった場合は、事業内容の審査を行い、1者を決定し通知します。
交付要項及び申請書類
【別紙】デジタル田園都市国家構想交付金実施計画(概要抜粋版) (PDFファイル: 2.9MB)
注意事項
- 本補助金は、前橋市令和5年度一般会計補正予算の成立を条件とします。
- 令和6年2月29日までに事業を完了することが条件です。事業の完了とは、支払い、納品、設置の全てが終了し、サービスが開始した状態のことを指します。
- 国や県等、他の補助金との併用はできません。
- 詳細につきましては、令和5年度前橋市「めぶくEYE」補助金交付要項をご参照ください。
行政手続法(条例)などの処理基準
令和5年度前橋市「めぶくEYE」補助金交付要項
ご興味のある方は、お近くの専門家または下記フォームよりお問い合わせ下さい。
出典元:https://www.city.maebashi.gunma.jp/sangyo_business/4/1/37435.html