地熱発電に対する理解促進事業費補助金 上限2億円

地熱発電の導入を目的として地熱資源開発をしている又は今後地熱資源開発を予定している地点において実施する、地熱資源開発への理解促進に資する事業に要する経費を補助することにより、地熱資源開発地点における周辺住民等の地熱資源開発に対する理解を促進し、もって地熱資源開発の推進に資することを目的としています。

内容

地熱資源開発地点において、周辺住民等の地熱資源開発に対する理解を促進するために実施する以下の1~3の補助事業に要する経費について補助金を支給します。

  1. 勉強会等事業
    地熱資源開発に関する講習会・勉強会等
    <事業例>
    地熱発電やその開発に関する講習会や勉強会
    地熱資源開発に関するシンポジウムやセミナー、これらと合わせて開催する地熱を利活用した物産等の展示会開催
    地熱発電関連施設の視察
    <事業例>
    他地域の既設地熱発電所や熱水利活用事業の視察
    地熱資源開発地点における関係者の協議会の運営等<事業例>
    地熱資源開発事業者、地熱資源開発地点が所在する都道府県や市町村、周辺住民等が参加する協議会の運営地熱資源開発地点が所在する地方自治体が定める地熱関係条例に基づく協議会への専門家招聘
    地熱発電所から供給される地熱を利活用した事業の調査・検討

    <事業例>
    地熱発電所から供給される地熱発電利用後の熱水を活用した地域振興事業を行うための事前調査・検討

    対象地点
    出力100KW以上を念頭に地熱資源開発を進めている地点

    対象者
    地熱資源開発事業者
    地熱資源開発地点が所在する地方自治体

  2. 地熱利活用事業
    地熱発電所から供給される地熱を利活用した事業を行うための設計、施設・設備の整備、これに付随する広報等
    <事業例>
    地熱発電所から供給される地熱発電後の熱水を活用したハウス栽培施設や養殖施設などの整備及び当該施設で生産された農水産物の販売促進広報地熱発電所から供給される地熱発電後の熱水を活用した道路融雪のための配管整備 対象地点
    出力100KW以上を根等に地熱資源開発を進めている地点であって、探査段階以降にある地点

     対象者
    地熱資源開発事業者
    地熱資源開発地点が所在する地方自治体

  3. 温泉影響調査等事業
    地熱資源開発が進められた後、地熱資源開発地点の周辺温泉において、万が一何らかの理由により温泉の湧出量が過度に減少した場合における温泉資源の調査や掘削事業 対象地点
    出力5,000KW以上を念頭に地熱資源開発を進めている又は既設発電所の出力を5,000KW以上に増強等するための追加掘削を行っている地点 対象者
    地熱資源開発事業者
    地熱資源開発地点の周辺温泉事業者

補助対象に関する基本的な考え方

  1. 申請者が源泉管理に責任を持つ立場であること
  2. 生産丼(源泉)1つあたり、合計100KW以上の発電を行う計画であること
  3. 主たる申請者地震が発電事業を行わない場合は、源泉1つあたり合計100KW以上の発電事業を行うための熱水供給を行う契約を、発電事業者との間で締結している、または契約する見込みであり、当該発電事業者と共同申請を行うこと。

公募期間

平成30年7月20日(金)~平成30年8月20日(月)12時必着

ご興味のある方は、お近くの専門家、または下記フォームよりお問い合わせ下さい。


出典URL
http://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1807/180720a/