ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業
令和5年度助成事業開始 中小企業等の幅広い省エネ対策を支援【東京都】

東京都は、「2050年CO2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、中小企業等の更なる省エネルギー化を推進するため、省エネ設備の導入と運用改善の実践を支援する事業を開始します。
このたび、事業の概要が決まりましたので、お知らせします。
今後、クール・ネット東京のホームページにて、事業の詳細を順次お知らせしますので、申請される際は必ずご確認ください。

1 助成事業の概要(主な内容)

助成対象者

1 中小企業等【注1】
2 上記と共同で事業を実施するリース事業者又はESCO事業者
【注1】中小企業、学校法人、公益財団法人、医療法人、社会福祉法人等

助成対象設備

1 省エネ設備の導入

高効率空調設備、全熱交換器、LED照明設備、高効率ボイラー、高効率変圧器、断熱窓、高効率コンプレッサ、高効率冷凍冷蔵設備などの省エネ設備

2 運用改善の実践

BEMS、人感センサー等の導入、照明スイッチ細分化工事などの運用改善

主な助成要件

  1. 中小企業等が都内で所有又は使用する中小規模事業所において、以下のいずれかを行うこと。
    • (1)事前に省エネ診断を受診し、この提案に基づき、省エネ設備の導入又は運用改善の実践を行うこと。
    • (2)事業者が自ら計画を作成し、省エネ効果の確認ができる省エネ設備の導入又は運用改善の実践を行うこと。
  2. 上記1.を実施する事業所について、地球温暖化対策報告書を提出すること。

助成率及び助成上限額

  • 主な助成要件 1(1)の場合
    3分の2(助成上限額2,500万円)
    ※事業所全体のCO2排出量の削減見込みが50%以上かつエネルギー消費量の削減見込みが50%以上の要件を満たす省エネ設備の導入については、4分の3(助成上限額5,000万円)
  • 主な助成要件 1(2)の場合
    3分の2(助成上限額1,000万円)

助成対象経費

助成事業の実施に要する以下の経費
設計費、設備費、工事費

事業期間

令和5年度から令和7年度まで(助成金の交付は令和8年度まで)

令和5年度予算規模

34億円

2 今後のスケジュール(予定)

令和5年4月13日(木曜日)

クール・ネット東京ホームページ(外部サイトへリンク)にて、交付要綱・募集要項等を公表

令和5年4月20日(木曜日)

第1回申請受付開始

令和5年6月20日(火曜日)

第1回申請受付終了

※第1回の受付上限予算は、10億円を予定しています。
第2回・第3回の申請受付については、詳細が決まり次第、クール・ネット東京ホームページにてご案内します。
各回の交付申請において、先着順に受付を行います。

3 お問合せ先

本事業に関するお問合せは、以下の「省エネ・再エネ等に係るワンストップ相談窓口」でご案内しますので、ご活用ください。

東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)
省エネ・再エネ等に係るワンストップ相談窓口

  • 電話
    03-5990-5239(受付時間:平日9時00分~17時45分)
  • Eメール
    cnt-onestop(at)tokyokankyo.jp
    ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
  • ホームページ(外部サイトへリンク)

※詳細は、上記ホームページをご確認ください。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略

ご興味のある方は、お近くの専門家または下記フォームよりお問い合わせ下さい。
出典元:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/03/28/16.html