飼料価格高騰緊急対策について(令和4年9月)【全国】
ウクライナ情勢に伴う穀物価格の上昇等によって配合飼料価格が上昇しており、畜産経営を圧迫しています。このような中で、令和4年度第3四半期に、生産コスト削減や飼料自給率向上に取り組む生産者に対し、補塡金の交付を行います。
また、購入粗飼料等の高騰の影響を受け、生産コストが上昇している酪農経営について、生産コスト削減や国産粗飼料の利用拡大に取り組む生産者に対し、補塡金を交付します。
1.事業の概要
1.配合飼料価格高騰緊急特別対策
配合飼料価格の高止まりによる生産者の実負担額増加を抑制するため、配合飼料価格安定制度による補塡金とは別に、令和4年度第3四半期に、生産コスト削減等に取り組む生産者に対して補塡金を交付し、実質的な飼料コストを第2四半期と同程度の水準とします。
【補塡単価:配合飼料6,750円/トン】
【交付タイミング:来年2月に価格安定制度による第3四半期の支払いとは別に、緊急対策の補塡金を交付予定】
2.国産粗飼料利用拡大緊急酪農対策
生産コストの削減や国産粗飼料の利用拡大に取り組む酪農経営に対し、本年4月から乳価改訂が行われる11月の前月までの間のコスト上昇分の一部を補塡するものとし、都府県と北海道で購入粗飼料等の種類が異なること等を踏まえた補塡金(経産牛1頭当たりに換算)を交付します。
【補塡単価:都府県10,000円/頭北海道7,200円/頭】
【交付タイミング:事業実施主体に対し、速やかに交付申請手続きが行われた農協等を通じ、生産者には11月以降、順次交付予定】
飼料価格高騰緊急対策について(PR版)(PDF : 420KB)
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出典元:https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/l_zigyo/shiryo.html