バリアフリー補助金が締切り間近!

高齢者や海外の旅行者が増えていることに鑑み、観光庁は安心・安全を確保するための避難場所として宿泊施設の利用を考えています。そこで、宿泊施設の共用部や客室のバリアフリー化を推進するために、バリアフリー化のための改修費用などを補助金で賄うことの支援を行っています。

バリアフリー補助金の補助対象

バリアフリー化にあたり補助対象として下記のものが一例としてあります。

  • 手すり
  • スロープ(傾斜路)
  • 出入口・廊下の拡幅
  • エレベーター・段差解消用昇降機の設置
  • 車いす使用者便房への改修
  • オストメイト用設備への改修
  • 車いす調節が可能なシャワーバーの設置
  • レバー式水栓金具への改修
  • 着脱・高さ調節可能な車いす対応ハンガーラックへの改修
  • 視覚障害者誘導用ブロック敷設
  • 段鼻の滑り止めの改修
  • 点字、音声等による案内表示の設置
  • ピクトサインの設置

手すり、スロープなどは高齢者にとっては嬉しいですし、障害者や車いすの方にとってエレベーターや段差解消昇降機があると便利で良いですよね。こういうバリアフリーの設備があると、また来たいと思う要因になると思うので、この補助金を活用してバリアフリー化を進めてもらえれば良いですね。

公募期間について

公募期間は、平成30年3月28日(水)~平成30年5月9日(水)12時までです。
期限が1ヶ月ぐらいしかありません。
必要な書類を準備するのにも時間がかかるので、興味のある方は急いで取り組みましょう。

補助金額について

補助金額としては下記の通りです。

① 旅館・ホテルの客室における躯体工事等を伴わない改修等でバリアフリー化を促進するもの

  • 補助率:定額
  • 補助金額:上限100万

② 旅館・ホテルの共用部の改修等でバリアフリー化を促進するもの、客室の統合等を伴う大規模改修(躯体工事を伴うものに限る。)でバリアフリー化を促進するもの

  • 補助率:2分の1
  • 補助金額:補助対象経費に補助率を乗じて得た額以内であって、1事業者あたり500万円を上限とする。

補助金の支払いについて

補助金の支払は、補助対象事業の完了後30日以内に完了実績報告書を提出する必要があります。その後、観光庁において実施した事業内容の検査と経費内容の確認を行い、交付すべき補助金の額が確定します。
補助金の交付には、完了実績報告書の提出があってから、通常2,3か月程度かかります。

他にも必要な書類がありますので、ご興味のある方は専門家へ聞いてみることをおススメ致します。


出典URL
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000354.html