京都府介護ロボット導入支援事業 京都府

京都府では、介護サービス従事者が継続して就労するための環境整備策及び介護サービスの質の向上のため、介護ロボット導入支援事業を実施します。

趣旨

新たな技術を活用した介護ロボットは、介護における身体的負担の軽減や業務の効率化に有効であるため、介護サービス従事者が継続して就労するための雇用環境の改善及び定着促進に活用いただけるよう介護サービス事業者に対して介護ロボット導入支援事業補助金を交付します。

補助対象者

次に掲げる要件の全てを満たす介護サービス事業所を運営しているものとします。

(1)介護保険法に基づく指定又は許可を受け、京都府内で介護サービス(居宅療養管理指導、福祉用具貸与、特定福祉用具販売、介護予防居宅療養管理指導、介護予防福祉用具貸与及び特定介護予防福祉用具販売を除く。)を提供していること。
(2)きょうと福祉人材育成認証制度の宣言法人・事業所、認証法人・事業所、又は、上位認証法人であること。

補助対象機器

次に掲げる要件を全ての満たす介護ロボットとします。

(1)介護サービスにおける、介護サービス従事者による利用者の移乗、移動、排泄及び入浴並びに利用者の状態の確認、利用者との意思疎通その他介護を行うときに使用され、介護サービス従事者の身体的な負担の軽減及び業務の効率化に効果があること。
(2)次に掲げるいずれかの要件を満たすものであること。
  ア、自己及び周辺の状況を認識し、これによって得られた情報を解析し、その結果に応じて動作をすることで、従来の機器よりも優れていること。
  イ、国立研究開発法人日本医療研究開発機構が平成30年度から実施しているロボット介護機器開発・標準化事業に採択されていること。
(3)販売価格が表示され、かつ、広く販売されていること。

補助対象経費

当該年度に要する介護ロボットに係る備品購入費、使用料、賃借料及び介護ロボットの初期設定に要する費用その他導入に当たり知事が必要と認める経費とします。

ただし、メンテナンス費用、インターネット接続のための通信機器費用、インターネット回線使用料等の通信費、設置工事費、運搬費及び保険料並びに消費税及び地方消費税を除きます。

補助金交付額

1台につき補助対象経費の2分の1(上限額30万円)を補助します。ただし、1,000円未満は切捨てとします。

補助上限台数

次の掲げる介護サービスの区分に応じて定める数とします。

「施設・居住系サービス」は、利用定員数を10で除した数
「在宅系サービス」は、利用定員数を20で除した数
「利用定員数がないサービス」は、前年度の1日当たりの平均利用者数を20で除した数
(少数点以下の端数があるときは、その端数を切り上げた数)

申請受付期間

令和元年12月3日(火曜日)から令和2年1月31日(金曜日)まで(必着)
申請は、先着順とします。
受付期間内でも予算額が満了になった場合は、受付を終了することがあります。

ご興味のある方は、お近くの専門家または下記フォームよりお問い合わせ下さい。


出典URL
http://www.pref.kyoto.jp/kaigo-jigyo/news/2019kaigorobot.html