都民の暮らしを支えるエネルギー供給拠点であるガソリンスタンドに対して、エネルギー危機への対応に加え、脱炭素化に向けた取組を加速する観点から、環境配慮型のマルチエネルギーステーションへ転換していくため、環境配慮型設備の導入支援を実施します。

1　環境に配慮したエネルギーステーションづくりに向けた設備等導入支援事業

都内のガソリンスタンドに専門家を派遣し、省エネルギー設備への更新提案等を実施します。また、専門家派遣を受けた事業者を対象に、省エネルギー設備の導入費用の一部を助成します。

（1）事業の概要（主な内容）

対象者

都内でガソリンスタンドを営む中小企業者等

支援内容

1）専門家派遣

事業者の申込に応じて環境・経営に関する専門家が訪問し、既存設備、事業の調査、助言等を実施

• 専門家派遣費用：無料

2）助成金支援

専門家の提案に基づき実施する省エネルギー設備（省エネ型洗車機等）の導入を支援

• 助成率及び助成上限額
  助成対象経費の3分の2（助成上限額2,500万円）
• 助成対象経費
  省エネルギー設備導入の実施に要する以下の経費
  設計費、設備費、工事費

事業期間

令和4年度から令和5年度まで（助成金の申請は令和4年度まで）

令和4年度9月補正予算額

27億円

（2）スケジュール（予定）

令和4年10月下旬　実施要綱公表
令和4年11月中旬　専門家派遣申請受付開始
令和4年11月下旬　助成金申請受付開始（決まり次第改めてお知らせします）

（3）申請方法等

詳細は決まり次第、産業労働局ホームページ等でお知らせします。

2　環境配慮型ガソリン計量機導入促進事業

給油時の大気中への揮発によるガソリンの無駄をなくすとともに、光化学オキシダントの原因となる揮発性有機化合物（VOC）の発生を抑制するため、都内中小ガソリンスタンドに対し、揮発したガソリンの回収機能が付いた固定式計量機の設置導入費用の一部を助成します。

（1）事業の概要（主な内容）

対象者

都内でガソリンスタンドを営む中小企業者等

支援内容

ガソリン蒸発ガス回収機能付固定式計量機（Stage2）の導入を支援

• 助成率及び助成上限額
  助成対象経費の2分の1（助成上限額200万円／台）
• 助成対象経費
  対象機器の設置に要する経費

※「Stage2」の数字の正しい表記はローマ数字です。

事業期間

令和4年度から令和5年度まで

令和4年度9月補正予算額

1億円

（2）その他

詳細は決まり次第、改めてお知らせします。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14　ゼロエミッション東京戦略

ご興味のある方は、お近くの専門家または下記フォームよりお問い合わせ下さい。
出典元：https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/10/07/40.html