2020年度「研究開発型スタートアップ支援事業(旧:研究開発型ベンチャー支援事業)/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」に係る第3回公募について NEDO

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者等を一般に広く募集します。なお、本事業は、政府予算に基づき実施するため、政府方針の変更等により、公募の内容等が変更される場合があります。また、本公募は、研究開発型スタートアップ支援事業の基本計画・実施方針に記載されている「実施項目3 STSに対する事業化支援」に関するものです。

募集事業について

事業内容

(1)概要

NEDOは、シード期の研究開発型スタートアップ(Seed-stage Technology-based Startups. 以下「STS」という。)に対する事業化支援の助成事業について、2020年度の助成事業者の公募を行います。詳細は公募要領をご確認ください。

【助成事業の概要】

具体的な技術シーズを活用した事業構想を持ち、下記NEDO認定VCより、NEDOに申請する助成対象費用の1/3以上の金額の出資を受けるSTSに対してNEDOは助成します。

助成率及び助成額上限:

・STS
助成率:2/3以内(1件あたりの上限額は7,000万円)

・STS2
助成率:2/3以内(1件あたりの上限額は2億円)

助成事業の期間:

・STS
交付決定日から最大1.5年以内

・STS2
交付決定日から最大2年以内

助成対象経費:

技術シーズの事業化に必要な経費(実用化開発、企業化可能性調査等)

対象技術:

経済産業省所管の鉱工業技術(例えば、ロボティクス、AI、エレクトロニクス、IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー技術、航空宇宙等。但し、原子力に係るものは除く。)

具体的技術シーズであって、研究開発要素があることが想定されること。例えば、スマートフォンのアプリ開発のためのソフトウェアのコーディングなど、技術的要素が薄いものや、既存製品(購入品)を利用しただけのものについては対象外とする。

競争力強化のためのイノベーションを創出しうるものであること。

(注1) 実証段階にあっても、技術開発要素があると認められるものについては、応募可能です。
(注2) 創薬(医薬品開発)に係る開発は原則として対象外とします。ただし、創薬支援技術の開発や、医療機器、医療検査技術等、経済産業省所管の鉱工業技術に係る複合技術の開発は助成対象とします。

公募期間

2020年10月9日~2020年12月3日正午まで(必着)。
郵送及び特定信書便のみ可となっております。

認定VCへのSTS案件紹介サービス(オプション)(2020年9月1日~2020年10月29日(正午)まで)

本助成事業の応募に当たっては、認定VCによる出資報告書、または出資意向確認書を得て頂く必要があります。これから出資を受けようとするSTSは、ご自身で直接認定VCに出資検討を申し込んで頂くか、NEDOによるこの認定VCへのSTS案件紹介サービス(オプション)をご利用頂ければ、全認定VCに、エントリーシートを配信致します。出資検討期間を十分に確保するために、出来るだけ早く申し込んでいただくことをお勧めします。

ご興味のある方は、お近くの専門家または下記フォームよりお問い合わせ下さい。


出典URL
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA2_100277.html